幻のシュークリーム

昨日は、「小売業も個性の時代」というお話を
ご紹介しましたが、
コンビニエンスストアの雄、セブン・イレブンでも
地方スーパーのお株を奪うような
おもしろい試みを始めました。

その試みとは「東京牛乳ミルクシュー」プロジェクト。

「東京牛乳ミルクシュー」というのは、現在、
セブン・イレブンの一部の店舗のみで販売している
幻のシュークリームのことです。
ネーミングの通り、東京牛乳で作った
シュークリームなのです。

ところで、東京牛乳とはなんなのでしょうか。
それは、あきるの市、青梅市、立川市、八王子市、
日の出市、町田市、瑞穂町等の酪農家より、
毎日新鮮な生乳を集乳し、
共同乳業株式会社の東京工場(西多摩郡日の出町)にて
殺菌・パック・出荷した産地指定牛乳です。

その特徴は、乳脂肪分が高く、
コクや乳感が強いという点にあります。
これは、酪農家を限定するからこそできる牛乳。
つまり、この商品の肝は、「地産地消」なのです。

さて、このシュークリームは、もともと、
今年1月20日より蒲田地区の店舗限定で
販売されていました。
東京牛乳のコンセプトが、
『大規模展開するのではなく、
コツコツつくっていくスタンス』
なので、
世界に誇れる町工場の技術を大切にする
蒲田のスピリットと重なるものがあり、
パイロット販売する地区に選ばれたとのこと。
300個が即完売する大盛況だったらしいです。

その後、世田谷区、港区、品川区、でも販売開始。
ということで、六本木で働く私も昨日、
いただいてみました。
確かに濃厚で、ミルクの香りが口いっぱいに広がり、
なかなかのお味。
お値段も126円とお手頃なのがうれしい。

好奇心にかられて、セブンの店員さんに
「これ、売れてます?」
と聞いてみたら、
「はい、おかげさまで!
ちょっとした差し入れにと、
まとめてお求めになる方が多いようですよ。」
とニコニコ顔。

巨大な冷凍ケース1つ分を埋め尽くす
デザートとしては破格の扱いを受けている
「東京牛乳ミルクシュー」ですが、
お昼頃には、そのケースがほとんどスカスカの状態なので、
本当によく売れているようです。

セブン・イレブンのHPを見ていたら、
今度は、神奈川産牛乳を使用した
「ベイミルクシュー」を本日から発売するようで。
コンビニエンスストアも
個性を競う時代に突入したようです。

セブン・イレブンのようにブランドのあるコンビニが、
地産地消の先人を切ってくれると、
他のコンビニも追随するのは時間の問題でしょう。
これによって、
国産の食材がより消費されるようになることは、
喜ばしいことです。

さて、今日も地産地消に貢献するため、
「東京牛乳ミルクシュー」を食べようかな。

(2009/4/7 記)