ジム・クレイマーの投資戦略A

前回に引き続き、
ジム・クレイマーの投資戦略をご紹介します。

まずは、
「投資に成功するための7つの心構え」についてです。

 1.甘い考えで始めると大やけどする。
 2.ホームワークを自力でやり通す意志の強さ
 3.1つの保有銘柄につき最低1週間に1時間は
   勉強する。
 4.企業に対する強い興味と好奇心。
 5.信頼できる相談相手を最低1人は作れ。
 6.途中退場するな。
 7.以上に自信がもてない人は投資信託を買え。


「バイ・アンド・ホームワーク」の姿勢が
よく見える心構えですね。
「勉強せざるもの投資するべからず」
といったところでしょうか。

さて、次に、「銘柄選択の具体的な基準」についてです。

長期保有銘柄に関して、クレイマーは、
最低5銘柄、最多で10銘柄を選んで保有することを
勧めています。

5銘柄というのは、リスク分散を図るために
最低限必要な銘柄数だとしています。
また、クレイマーが言うところのホームワークを
十分にこなすためには、
10銘柄が限界であるとのこと。

銘柄選択については、
10の具体的な基準を示しています。

 1.身の回りにある企業(ホームタウン銘柄)
 2.石油、エネルギー関連銘柄
 3.優良大企業
 4.金融サービス関連銘柄
 5.長期投機銘柄(未来のマイクロソフト)
 6.「台所」銘柄(主婦の友銘柄)
 7.大型優良循環銘柄
 8.ハイテク銘柄
 9.新興流通チェーン
10.中型株の中でスターになる可能性を秘める銘柄


投資家の好みや資金量に応じ、
5銘柄保有の場合には1〜5、
10銘柄保有の場合には、
1〜5に加えて6〜10の基準にかなう銘柄を
それぞれ1つずつ保有することを勧めています。

全体として1〜4、6〜9が優良銘柄投資、
5と10が長期の投機と分類すれば
わかりやすいかと思います。

前回のデイリーアイでもご紹介した通り、
銘柄数にかかわらず、
資金の8割を優良銘柄に投資しておき、
2割で思い切った投機を行うべきというのが
クレイマーの基本的な考え方でしたね。
そのあたりをしっかり念頭に入れて、
銘柄選択を行うとよいかと思います。

個人的には、長期の投機というスタンスが好きですね。
デイリーアイで何度もご紹介している
ソネット・エムスリー、
エヌ・ピー・シー、
GSユアサ、
オルガノ、
栗田工業、などなどいいですね。

ピジョンやベネッセ、ヤクルトなどの
中国関連銘柄もおもしろそう。

スギホールディングスやゲンキー
地域密着型の食品スーパーもいいですね。

さて、次回は、クレイマーの
「トレーディングのための10の基本ルール」を
ご紹介します。

(2009/4/22 記)