新型インフルエンザとネット通販

昨日、東京と神奈川で、新型インフルエンザの
感染者が確認されました。
今朝、通勤時に電車の中を見回してみると、
こころなしか、マスク着用者が増えた気がします。

新型インフルエンザは関西を中心に蔓延していますが、
感染を避けるために、外出を控える人が増えており、
楽天のネット通販や
イトーヨーカ堂やイオンなどのネットスーパーの利用が
急増しているそうです。

ネット通販「楽天市場」は5月17日(日)の販売額が
前年同月の第三週日曜と比較して
6割も増えたとのこと。

中でも兵庫県と大阪府で倍になり、
京都府も約8割増加しているそうですよ。

ネットスーパーも好調です。
ネットで注文すれば、原則当日中に自宅まで
商品を届けてくれます。

注文方法をイオンを例にあげてご説明しましょう。

まず、ネットメンバーに会員登録後、
生鮮食品から日用品まで購入希望商品を選びます。
さらに、配達の希望時間帯を選んで、
クレジットカードまたは、代金引換での
支払い方法を選択したら、メールで送信。
これで、注文は完了です。

当日、15:00までに注文すれば、
その日のうちに商品が自宅まで配達されます。
配送料は、3000円以上の注文で無料。
3000円未満であれば、105円となっています。

これならば、外出を避けて、
自宅に居ながらにして買い物をすることが可能になります。

イトーヨーカ堂では関西8店を拠点に
サービスを実施していますが、
直近の売上は前年の5割増のペースとなっています。

2月18日付けデイリーアイ「消費低迷」
不況がネット通販の拡大を後押ししている現状を
ご紹介致しましたが、
新型インフルエンザの発生で、
「巣ごもり消費」に拍車がかかり、
ネットを活かすことを考えた
大手スーパーにもチャンスが巡ってきたようですね。

こうなってくると、1番打撃が大きいのは、
百貨店ということになります。
不況+新型インフルエンザのダブルパンチで、
ますます客足が遠のいています。

そごう神戸店では、16日以降の売上が
前年と比較して半分近くに落ち込んでいるそうですよ。

もうすぐ、ボーナス、そしてお中元のシーズンが
やってきます。
百貨店の関係者は、新型インフルエンザが
どこまで広がりをみせるのか
戦々恐々としていることでしょう。

(2009/5/21 記)